いとう市民活動支援センターPal
2008年 05月 25日

富士市の市民活動支援センターは管理者が市から年間1000万円規模の指定管理料をもらい運営しているのに対して(参考⇒小池さんのフジブログ)、いとう市民活動支援センターは人件費なしでの運営なのだという。そのために、都甲さんも自分の生計を立てるため、週5日、熱海駅でアルバイトをしながらの活動をしているという。ただ、アルバイトに時間が取られてしまうので、「活動には当然、支障も出ています」とのこと。
このジレンマ、すごくよくわかります。僕らも3年前の連休はアルバイト三昧でした。コンビニ用のお弁当づくり、テーマパークでの来場整理、スーパーでの商品陳列、ホテルのベッドメイキング、加えて、みっきーの訪問介護入浴。
今でも“がばい生活”に変わりはありませんが、それでも活動に共感してくださるみなさんの支えにより、アルバイトをせずにぎりぎり生活できるようになってきました。そのことにより、継続的、定期的な活動に専念できるようになっています。アルバイトをしていると生計は維持できますが、当然、活動は断続的、不定期になってしまうんですよね。
いとう市民活動支援センターはゆめ・まち・ねっとのように直接的に市民を対象にした活動をするのではなく、市民活動をする人たちを支援するのが主な活動。(中間支援という言い方をします。)そういう意味では、市民の支えというよりは、行政からの援助が望まれるように思います。
(もちろん、理想的にはセンターの必要性を感じる市民が直接的に支えてくれるようになることでしょうけど。)
都甲さんたちが市民活動支援に専心できるような体制が築かれることを願わずにはいられません。
by yumemachinet
| 2008-05-25 08:30
| まちづくり