富士市総合計画策定市民懇話会
2005年 05月 17日
以前にもこのブログで書いた富士市総合計画策定市民懇話会に行ってきました。
今日はこんなことを話してきました。
計画案:社会教育と学校教育の連携・融合について
「現実問題、教育委員会の中同士でもセクショナリズム(…これはうちの課のことだから他は関係ない、あれはよその課のことだからうちには関係ない、といった行政の体質)が見受けられる。計画上だけでの話に終わらせず、実践をきちんとしてほしい。また、社会教育と学校教育の間の連携だけでなく、児童福祉や公園管理など子どもたちを対象にした業務に関係する課で幅広く連携してほしい。」
計画案:富士山こどもの国の整備を県に要請について
「県は未開園エリアについての整備の意思がないのではないか。むしろ、指定管理者制度の導入をして民間に営利をあげさせるのであるから、土地を提供している富士市としては、無償貸与ではなく、地代の要求をしてはどうか。また、こどもの国のような理念の施設が必要であると考えているのなら、街中に子どもたちだけで、こどもの国のような体験ができる場所を作ることを考えてほしい。」
全体的に
「財政事情が厳しくなる中、いろいろな施策について、ボランティアやNPOなど市民の力を生かすためにその育成をするという表記が随所に出てくるが、育成だけでなく、援助まで考えてほしい。必要な市民ニーズの解決のために、市民を安い労働力として使おうとするのではなく、そのために活動する人たちを財政的にも支援することで活動を持続可能なものにしていくということをきちんと明記してほしい。」