退村式の言葉
2005年 05月 09日
で、実行委員になっているサヤカは、先生から2日目の夕べのつどいと最終日の退村式の言葉をあらかじめ考えるように言われて帰ってきた。
実は以前にも福祉体験学習に行く前に学級委員長のサヤカにお礼の言葉の原稿を作ってこいと先生の指示があった。
で、サヤカもそれっておかしくないかと疑問を持ちながら帰ってきたので、先生に手紙を書いた。
福祉体験学習のお礼の言葉は、まさに体験をしたあとに感じたことを素直に言葉にすればいいんであって、事前に「今日は私たちを受け入れていただきありがとうございました。おかげさまで貴重な体験ができました。この体験をこれからの生活にも活かしていきたいです。ありがとうございました。」なんて、おかしくないですか?
サヤカには事前の原稿書きはやらせません。当日のサヤカの感性にご期待ください。
と。
で、またまた、笑止千万な学校の指示。
サヤカも学校でこんなのおかしいと先生に抗議したらしいが受け入れられなかったということで、またまた先生に抗議の手紙を書いた。
林間学校はまさに日ごろの学校生活では養えない感性を自然の中での友との生活の中で養うのであり、その成果の表れがまさに退村式などでの生徒の言葉ではないのか。
事前に下原稿を書かせ、しかも、できれば当日までに暗記して来いなんて、そんな教育をしているから、今回のJR事故でのJR職員の不適切な対応に見られるような指示待ち人間、自己判断のできない人間を世に送り出すことになるんだ。
と。
で、先生からお詫びの電話がきた。
いったいいつからこんな教育がまかり通るようになったんだろう…。