安江記者からの熱いエール
2006年 11月 07日
今日(11月7日)付けの岳南朝日新聞の記者コラム欄にいつもゆめ・まち・ねっとの活動を熱心に取材してくださる安江桂介記者のコラムが掲載されていた。
なんとも目頭が熱くなるようなコラムだった。
「子供主役の自由な冒険遊び場・たごっこパークが、富士市の島田公園を舞台に着々と浸透・定着している。五日連続開催の最終日に公園を訪ねてみると、子供たちは水風船をぶつけ合ったり、アリの大群を夢中で眺めたりと、気ままな遊びを展開中。慌しい社会の動きとは対照的に時間がゆったりと流れ、一人ひとりの生き生きとした表情に今回も圧倒された。
公園を利用する地元の人に話を聞くと、『公園を有効に使ってもらうのはうれしい。活動がずっと続いてほしいね』とほほ笑み、自転車やバーベキューセットなどを寄贈した別の住民は『われわれだって、地域の支えの中で大きくなってきたわけだから…』。
危なく汚くうるさい子供の遊びを大らかに見守ろうという冒険遊び場づくりは、現在の大人社会への問題提起でもあり、時に壁に突き当たることもあるが、活動に共感する一人として、地域の理解が広がっていることをうれしく思った。
会場には運営者であるNPO法人ゆめ・まち・ねっとスタッフのほか、東京都世田谷区の駒沢はらっぱプレーパークで活躍する『しんぞー(斉藤信三さん』の姿もあった。『世田谷のように常設で歴史の長い遊び場は訪れる人によって安心感がある半面、「自分が関わらなくても、誰かがやってくれる」というムードもある。たごっこでは関係者や親たちの意識が高く、新しいものを作り上げようとする時のエネルギーを感じる」と斉藤さん。富士市はプレーリーダー『しんぞー』の出発の地でもある。
たごっこパークのさらなる進展を期待するのはもちろんだが、かかわる人々の熱意が今後も少しずつ周囲の大人に伝わり、子供の主体性をはぐくむ大らかな雰囲気と環境が地域全体に拡大することを願っている。
(安江桂介)」
日々、ありとあらゆる社会の出来事を観察している新聞記者である安江桂介さん然り、ゆめ・まち・ねっとの名誉会長になってくれている元水泳日本チャンピオンで現在は水の導化師として活躍する不破央さん然り、ゆめ・まち・ねっとの名誉総長になってくれている元巨大暴走族総長で現在は非行カウンセラーとして活躍する伊藤幸弘さん然り、みなさん、本物と偽者を簡単に見抜く目を持った人たちである。
その人たちがゆめ・まち・ねっとの活動を応援してくれているというのは、本当に嬉しいことである。そして、そうした人たちのエールに応え続けていくことが、地域の子どもたちを豊かに育んでいくこと、人がやさしいまちをつくっていくことに他ならない。
安江さん、これからも取材に行きたくなる活動を継続していきますね!