プレーリーダーの役割公開討論会
2006年 02月 28日
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会の人材育成部門スタッフがプレーリーダの役割を整理しました。
その中には「自ら遊ぶ」、「遊び心を誘い出す」、「大人として向き合う」、「人と人をつなぐ」、「地域に広める」などなど20項目が挙げられています。
そう、プレーリーダーは単なる子どもたちの遊び相手ではないのです。
子どもたちの遊び体験の不足が言われて久しい社会です。
本来、子どもたちが遊びだからこそ学べる創造性、協調性、好奇心、チャレンジ精神などなどが遊びのサンマ(三間)=空間、時間、仲間の不足から失われているとも指摘されています。
しかしながら、子どもたちの豊かな成長に欠かせない遊びを子どもたちだけで繰り広げることが難しい社会環境になってしまいました。
だから、プレーリーダーのような役割が必要なのです。
プレーリーダーのような活動が児童館職員や児童クラブ指導員と同じように、いや、それ以上に社会的に認知され、職業として支えられる仕組みが広がっていったら、きっと、子どもたちの生きる環境はとても豊かなものになっていくことでしょう。