青少年問題協議会
2006年 02月 09日
2006年2月7日(火)、下のブログ記事のパネルディスカッションと並行で、富士市では青少年問題協議会というのが開催され、たごぴろ(ゆめ・まち・ねっと副代表)が冒険遊び場「たごっこパーク」の実践について、教育長ほか各種団体の代表のみなさんに報告をさせていただきました。
ここでも、ひじきの制作してくれたたごっこパーク紹介ビデオが大活躍。
たごぴろは「子どもたちがありのままの自分を受け入れてもらえる居場所の広がりを願う」、「地域での安全確保とともに、子どもを加害者にしない社会づくりも課題」ということを訴えました。
また、市生涯学習課担当は、子どもの居場所づくり事業を市内全域に広げたいと力強く発言。
市内どこかで1ヶ所というと、どうしても、その1ヶ所にあの機能も、この役割も、となりがちです。
かつて、バブルの頃に、全国各地で「多目的ホール」の建設がされましたが、「多目的ホールは無目的ホール」とも批判されていました。
あれこれ機能を詰めすぎて、プロのコンサートにも、市民の発表会にも、演劇にも、講演会にも中途半端なホールになってしまっているという指摘でした。
居場所づくりについても、1ヶ所であれもこれも詰め込んでやろうとすると、結局、どの子どもにとっても中途半端で居心地の悪い場所になってしまう恐れがあります。
市内各地で、それぞれに特色のある居場所づくり事業が展開されていくことで、多様な子どもを受け止めることができるでしょう。
市担当の発言が実現されることを願わずにはいられません。