ゆめ・まち・ねっと日誌に綴っていたことは別ブログに移転。こちらは、『おもしろ荘子育て勉強会ワンコインゼミ』の情報をご紹介するブログとして運用。


by yumemachinet
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

地域コミュニティーの崩壊

たっちゃんです。

地域の集まりにみっきーと参加してきました。
こちらでは地域の集まりの最小単位を「班」と呼びます。
僕らの班は17世帯から構成されていて、昔ながらの地域なので、昨夏に引っ越してきた僕ら以外はもう何十年も住んでいる家ばかり。積立をして、旅行や食事会などもやっています。

そんな「ムラ」の会合に参加して、積立集金から世帯分まとめて班長が引き落とし振り込んでいる交通安全協会、赤い羽根募金、赤十字登録、伊勢神宮のお札などは、我が家は除外してほしいということを伝えました。
異論・反論がいろいろ出されました。
「今までずっとそうしてきたのだから1件だけ外すのは面倒臭い」、「大した金額じゃないんだから賛同すべき」、「賛同しないのは自由だが、返金をする必要はない」、「社会のために必要な募金なんだから賛同すべき」などなど。
こちらは、集金されたお金の活かし方と同じ主旨の活動をいろいろとしていることや、そうした活動をしている仲間がたくさんいるので、そういう人たちに直接、寄付をしていることなどを伝えたのですが、なかなか理解が得られませんでした。
それでも、班長さんが「うちの班では今までそうしてきているが確かに自由参加のものだから」と皆さんに伝えてくれ、何人かが賛同をしてくれたので、なんとか了承されました。

地縁関係の希薄化によるコミュニティーの崩壊ということを役所はよく言います。
しかし、その一翼を担っているのも実は役所や公的機関だったりします。
本来自由意志に基づくはずの募金なのに、先にもう「交通安全協会の領収書」、「赤い羽根」、「赤十字社員証」などがとりまとめの区長さん、班長さんに送りつけられていて、あたかも義務のように集金を依頼するというシステムになっています。
そのため、そこから外れようとすると今回のような事態になるのです。

僕らは地域とうまく付き合っていかないと、結局、子どもたちの居場所づくりができないというところへ繋がっていってしまうので、何度も何度も頭を下げる形で、自分たちのポリシーをなんとか貫きましたが、そうした背景を持っていなければ、「では班から抜けます」、となるのは必然のことではないだろうか。

役所や公的機関は、地縁コミュニティーを活用して安易に集金するシステムを選択することで、逆に地域コミュニティーの崩壊を生んでいるのである。
[PR]
by yumemachinet | 2005-05-25 23:36 | 子どもたちの居場所づくり