富士山百景フォーラム
2005年 03月 26日
富士市と市観光協会が主催の「富士山百景フォーラム~富士山みぃーつけた!!~」に行ってきました。
昨年末、ゆめ・まち・ねっと事務所に壁飾りを寄付してくださったご近所に住む外山さんの娘さんが講演をするということだったので。
外山さんの娘さんは外山ひとみさんといい、ベトナムの写真などで著名な写真家だそうです。
今回は、写真愛好家が撮影した富士山の写真コンテストへの応募作品にコメントをするという形のお話でした。
印象に残ったのは、生活している人と富士山の組み合わせをもっと撮ってほしいと言っていたこと。
そういえば、今まで、いろんなところで富士山の写真を目にすることがあったけど、確かに桜と富士山とか駿河湾と富士山とか、きれいだなぁとは思っても、それ以上でもそれ以下でもなかった。
外山さんの話を聞いて、とくに人間好きのおいらには、今まで、富士山のきれいな写真に激しく心が動かされることがなかったのは、そこに原因があったのかと思った。
公園と富士山だったら、景色としての公園ではなく、遊んでいる子どもたちの笑顔と富士山のほうがいい、茶畑と富士山だったら、確かに茶畑の緑だけでもきれいだけど、茶摘をしている人たちの表情と富士山のほうがいいと外山さん。
その写真を頭の中で想像して、あぁそういう写真を見てみたいなぁと思った。
今度、外山さんがお里帰りしたときにゆめ・まち・ねっとの活動に参加している子どもたちの表情を撮ってほしいなぁ…なんて思いながら会場を後にした。