サマーショートボランティア研修会
2007年 07月 23日
中学生・高校生を中心とした77名の参加者の前で、たごっこパークを支えているいろんな人の関わりをスライドで紹介しながらお話をしました。
しゃべっていて手応えがまったくありませんでした。とにかく反応がない。うなづくでもなく、笑うでもなく、無表情。
内容がおもしろくなかったのかな…。話術が乏しいのかな…。とだいぶ凹んで帰路に着きました。
ところが、後日、県ボラ協会から参加者の受講感想をまとめたものをいただいてびっくり。
「渡部さんのお話を聞いて、今まで以上に出会いを大切にしたいと思いました。ボランティアへの取り組みの意識も今までとは少し変わった気がします。」
「渡部さんのおっしゃったとおり、誰かに言われたからボランティアに参加するのではボランティアにならないと思います。自分の意思で参加してたくさんの人と出会い、たくさんのことを学びたいです。」
「自分にとってボランティアは、人のためにやるものだと思っていたけれど、自分にもいろんな出会いがあるのを知って、ボランティアはとても大切なんだと思いました。」
「ボランティアについての考え方が変わりました。初めはただやってみたいと思っていただけでしたが、自発性、創造性などこれからもっと考えていけたらと思います。」
「なんだ、ちゃんと聞いてくれてたんかいっ」とツッコミたくなるような感想がずらり。
とすると、この感想と当日の反応のギャップは…。
小さな頃から、「人の話は黙って静かに聞きましょう」と訓練され続けてきたギャップなんでしょうかね。
講演の最後に投げ掛けた「ボランティアもいいし、勉強もいいけど、せっかくの夏休みなんだからさ、太陽の下でたくさん遊びなよ。」というメッセージも心に響いているといいなぁ。