富士市・市民活動支援補助金
2007年 02月 23日
富士市では新年度から「市民活動支援補助金」という制度がスタートします。これは、市民活動団体がこんな活動をしたいので補助金(事業費の半額が上限)を付けてくださいと申請し、審査を経て、公益事業としての効果が期待されれば補助金を交付してもらえるというものです。
この補助金に応募したところ、年間を通じたキャンプの実施に400,000円、冒険遊び場たごっこパークの開催に240,000円、交付してもらえることになりました。金額が大きいのでキャンプへの補助金ももちろんありがたいことですが、地域の中に子どもたちの居場所をと活動を続けている冒険遊び場たごっこパークに補助金が付いたのはとても嬉しいことです。
いろいろな経緯を乗り越えて、市役所みどりの課の応援や地域の人たちの支援、そして多くのたごっこパークファンの協力により、地道に活動を継続してきました。その成果が認められたという点でとても嬉しく思うのです。
実は、昨年10月の審査会の席上では、市民審査員さんたちは大きな関心を示してくれたのですが、教育委員会の方々は無関心という感じでした。(これはどうも補助金はいただけないかなぁ)とあきらめかけていたのですが、最後に補助金の財源担当である財政課のスタッフさんが教育委員会スタッフに対して、「こうした活動は提案を受けるというよりは、むしろ、市の側から活動を広げていくための検討の場を設けさせてもらうぐらいの取り組みではないか」という投げ掛けをしてくださったことをとても嬉しく感じたことを鮮明に覚えています。
補助金はいわば市民の税金。有効に活用して、富士市の子どもたちに豊かな遊びの時間と空間の提供という形で還元していきたいと思います。