夏休みのきまり
2006年 08月 07日
中学生と小学生の娘が学校からもらってくる夏休みのきまりごとを書いたプリント。
いつもたっちゃん&みっきーが思うこと。
帰宅時間が何時だとか外泊禁止だとかゲームセンターやカラオケボックスに行くなだとか、それは学校が決めることじゃなくて、各家庭の問題んじゃないだろうか。
だから学校にはいつもこんな風に言っている。「いろんなきまりごとを学校で決めずに、『各ご家庭、それぞれに子どもたちの成長を考えて、夏休みを過ごしてください。』として、こういうきまりは全部、家庭や地域に返したらどうですか?」と。
でも、教師のみなさんの返事はいつも「いろんな家庭がありますので」。
確かにそのとおりだろう。ただ、学校できまりを作られると、子どもに良かれと思って決める我が家独自の過ごし方もルール破りのようになってしまう。
なので、いつも学校側にはおことわりをしている。「我が家は我が家のルールで子どもたちの夏の過ごし方を考えていきますので、ご承知おきください」、と。
外泊だって、子どもたちに大切な経験だ。だいたい、キャンプ場への宿泊はOKで、だれだれさんちの家はNGというのもおかしな話だ。
もちろん、きまりの意図は外泊をして、親も知らないところで酒盛りをしたり、極端な例では「薬」をやったりという可能性だってある、それを心配してのことだということだろうと理解はできる。
しかし、友だちの家に泊まって、夜通し青春談義をしたり、将来の夢を語り合ったりすることは、普段はなかなかできないことだ。
自分の家とは違う家に泊まって、その家の家風と自分の家の家風を比較していろんなことを感じ合うのも大切なことだろう。
だからこそ、長期休みの過ごし方を学校がきまりを作り、一律に各家庭にお達しするのではなく、各家庭の責任で充実の休みを子どもに経験させてあげてくださいねと、お任せをしたらいいのになぁと思うんだが…。
さてさて、そんな我が家にサヤカの友だちが3人、外泊をしに来ました。県外からの子を含め、みんな学校の違う子どもたち。軒先でそれぞれが持ち寄った食材をバーベキューにしてわいわい、がやかや。
4年前、こどもの国のキャンプで出会い、いまだに続いている関係だ。こういう関係は大事にしてあげたい。
それぞれの相手の親ももちろん、各学校のきまりを承知した上で、しかし、我が家と同じような思いでいることで成立をしているお泊り会だ。
こうしたことは今後も続けさせてあげたいなと、子どもたちの寝顔を眺めながら思うたっちゃんとみっきーであった。