ゆめ・まち・ねっと日誌に綴っていたことは別ブログに移転。こちらは、『おもしろ荘子育て勉強会ワンコインゼミ』の情報をご紹介するブログとして運用。


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わたしの主張2006

たっちゃんです。
またまたサヤカネタです。

サヤカが中学生の「わたしの主張」という大会の静岡県東部大会に富士市代表として選ばれ、昨日、その発表をしてきました。
結果、東部大会でも優秀賞に選ばれ、来月、グランシップで行われる県大会に出場することになりました。
(東部大会も県大会も夏休みガキンチョ団の子どもたちと過ごすため見に行ってあげられないので、せめて、ここで褒めてあげようと…。かなり親バカな投稿です。)

サヤカの発表原稿を掲載します。

『夢』
 私には、誰にも話したことがない夢があります。
 きっと小学生の頃から私の中にこの夢はあったのだと思います。でも、夢を聞かれても言えませんでした。ちょっと恥ずかしかったし、まだぼんやりしてたから。でも中学3年になった今、ちゃんと考えてみようと思います。ちゃんと考えて言葉にできるようになったら、自分の目標も見えてくる。そんな気がします。

 小学1年生のとき、私はバングラディシュへ行きました。日本とは全く違うこの国を見て、とても記憶に残っていることがあります。今にも折れてしまいそうな細い小さな赤ちゃんを抱いて「お金をください。」と通りすがる人に頼んでいるお母さん、裸足でボロボロの服を着て、一生懸命水を売っている幼い子ども…。初めて見る光景すべてが驚きでした。あの水を売っていた子どもの前で洋服を着て、車に乗っている自分がすごく嫌だったのを覚えています。私ばっかりこんなにいい格好をして、あの子の目にはどう映っていたのだろうと、ずっと心に引っかかっていました。そんな経験からか、私はいろんな国のことを考えるようになり、国際連合などにも興味を持つようになりました。小中学校での総合的な学習でもそんなテーマに取り組んできました。

 こうして、私があの日バングラディシュで見たような現状を、少しでもよくするために活動している人がいることも分かってきました。そして、私の夢がだんだんと見えてきたのです。自分も将来、こういうことをしたい。その気持ちがどんどん強くなっていきました。でも、それがなんの職業なのかわからなかった私は、学校などで書く『将来の夢』という欄に悩まされていました。(友達は学校の先生、とか看護師、とか書いていたけれど…私はどう書けばいいんだろう…)そう思って「優しい人になりたい」とか「おばあちゃんになりたい」とか、そんな感じでごまかしていました。

 でも最近、考えが変わりました。理由の一つが、父の話してくれたこんな話です。
 『よく、学校の先生になるのが夢、とか保育士になるのが夢、って言う人がいるけど、学校の先生も保育士も夢じゃなくて、それは夢を叶えるための手段じゃないかな。夢っていうのは例えば子どもたち一人ひとりの個性をのばしてあげたい、いきいきと育つ環境をつくってあげたい、そういうことだと思うんだ。学校の先生になる、それが夢だと先生になれた時点でもう夢が叶って、その次の目標を見失っちゃうかもしれないし、なれなかった人は夢が破れたと思っちゃうんじゃないかな。でもこんなことをしたいっていう夢を持っていれば、たとえ先生にはなれなくても他のいろんな手段でその夢を叶えることができるよ。』

 そっか。だとしたら…私にも夢がある。手段はまだ分からないけど夢はあります。私の夢は、世界中の一人でもたくさんの人を笑顔にすること。
 少し前、私は新聞で目を疑うような記事を見つけました。発展途上国のある国で、夜泣きが激しい赤ちゃんに麻薬を注射していた母親がいたそうです。信じられませんでした。食べさせてやれるものがなく、空腹で泣いている我が子がいる。それなら食料よりも安い薬を注射して楽にしてあげよう。きっとそんな感覚なのでしょう。そして何の悪気もなく使い続けています。どうしてなのでしょうか。日本では小学生でも知っている、麻薬が毒だということをその母親は知らなかったのです。それは、きちんとした教育を受けたくても受けられない環境のせいです。

 変えなくちゃいけない!この現状を。学校に行けない子どもがいることも、病気になり薬が買えなくて死んでしまう人がいることも、戦争に巻き込まれ、たくさんの子どもの命が犠牲となっていることも…数えきれないほど、変えなくちゃいけないことはたくさんあります。そして、このことを知らない裕福な国の人々に、同じ地球にいる彼らがどんな暮らしをしているのかを伝えていく必要があると思います。私は伝えたい。そのために何ができるのでしょう。今の私にはまだ分かりません。でも『夢』が見つかったのだから、この夢を叶えたい。
 15歳の私にできること…勉強を頑張って知識と考えをもっともっと深めること。英語を本当に話せるようになること。そして8年前出会ったあの子に負けないように一生懸命生きること。まずは自分の周りからです。私の周りに笑顔がたくさん咲くように…。
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by yumemachinet | 2006-07-28 07:54 | 子どもたちの居場所づくり