ソフトボール部の打ち上げ
2006年 07月 28日
もう一つ、サヤカネタです。
中学生たちは、部活が終わると打ち上げをしています。
定番はお好み焼き屋で飲み食い、ボーリングをして、プリクラを撮って、締めて4,000円というコースだそうです。
僕らの頃には考えられないことです。
昨日の夕食で家族4人でそのことが話題になりました。
我が家はそんな打ち上げに参加するお金を出してあげられないので不参加のサヤカ。
もちろん、自分の貯金をはたけば参加できますが、それもしていません。
「自分のスタイルを貫く。それはサヤカの素晴らしいところだよ。打ち上げに参加しなかったからと言って仲間はずれにするようなら本当の仲間じゃないし、今までも打ち上げに参加していないのに、たくさんの仲間がいるでしょ。それはサヤカが人間的に魅力のある証拠。それでいいんだよ。」とみっきー。
たっちゃんは子どもたちにこんな話をしました。
「ニートってのがたくさん増えて社会問題になってるだろ。もちろん、様々な原因があるからさ、全ての人がそうだって言うのはよくないけど、でも、自分で生活費を稼いでいない中学生たちが大人のような打ち上げをすることにぽんぽんとお金を出す親。それで何の疑問も持たない子どもたち。言えばなんでも買ってもらえちゃうし。
こうしたことって、働くことで社会に参加すること、市民活動みたいなことばかりじゃなくて、商品やサービスを売ったりとか、子育てをしたりとかそういう社会参加をして、そして自分はその中で身分相応の生活をする、そんな人として大切なことを見失わせることにつながっているんじゃないかなぁ。」
サヤカは部活を引退した3年生対1・2年生の記念試合という打ち上げを企画し始めました。