私には何の学もないけど…でも言わせてくださ~い
2006年 03月 01日
ある方と伊藤幸弘さんについてお話する機会が与えられ(その方は某大学の先生で、みっきーはその先生とはその日初めてお会いし)ました。
その先生は伊藤さんとは面識がなく、その著書も読んだことはないのですが、その先生は「私は伊藤さんや、あの夜回り先生とか、ヤンキー先生とか…ああいう人たちはどうも好きじゃない。」とおっしゃいました。
その先生ご自身も研究者という立場で、その道のプロです。
「確かに悩み苦しんでいる人には救いかもしれないが、それはその人にとってだけ。そのことは決して日本の教育を変えることにはつながらない。」
「彼らは人前で語るべきじゃない。黙ってやっている分にはまぁいいが…。」
などなど…みっきーやたっちゃんとは話せば話すほど価値感が噛み合わない。
先生と呼ばれる人たちの力だけじゃ、全然力不足だからどんどん子どもたちが危機的になってるんじゃないの?
仮に学問的でなくとも、ただただ、目の前の救いを必要とする人間のために生きる…
そしてそこからメッセージを周りに発信する…
それってそうそう誰もが出来ることじゃあない。
悲しみを知っていたり、どん底を知っていたり、そしてなによりそこに愛がある。
話しながらみっきーは思った。(この先生はマザー=テレサも受け入れられないということだ!)
彼女はこう言う
「私のやっていることは大海の一滴かも知れない。社会のしくみを変える力などないだろう。それでも私は今私を必要としている一人の為に生き続ける」と。