イマジネーションの生態学~子ども時代の自然との詩的交感
2012年 05月 16日
知人・黒坂さんから訳書を寄贈いただいた。『イマジネーションの生態学(改訳版)~子ども時代の自然との詩的交感』
イディス・コップ著/黒坂三和子・村上朝子訳
案内文より
「すべての子どもは身体で森羅万象の世界の深遠な価値を感じる天性を持っている。
永い生命の歴史を通して育まれてきた“深遠な価値(相互に恵み合う関係・エコロジー)”を知覚する。
この知覚体験は、心身に深く染み込み、何かを創りたい欲求がイマジネーションと結びつき、“共感をともなった謙虚な知性”の芽となり、豊かな個性化をうながし、最も尊い道具として創造的な文化の発展に寄与する。
私たちには、この希望を大きく育ててゆくという広大な可能性が目の前に広がっている。」
黒坂さんから届いた手紙には、
『ゆめ・まち・ねっとの活動はイディス・コップの世界そのものと思います。』
と記されていた。
読んでみると、なるほど、なるほどという感じ。
本の帯にはこんな言葉が。
『泥とだって遊ぶ
水たまりと話すこともある
自らが劇場となって世界像を創る体験が
共感を育み、環境との相互関係を築いていく』
そうそう、そうなんだよ。
それが自分たちの活動の思い、「子どもたちが子ども時代に遊ぶことは勉強よりはるかに大切なんだ」ということに繋がるんです。
そして、本書に収められたイディス・コッブの講演原稿には、こんなことが記されている。
『必要なことは、人々のための社会を創ることであって、
社会のための人々を創ることではないのです』
あーそうなんだよ!
今の日本の教師が失敗している根本原因は。
教師たちは、せっせ、せっせと今の社会に合う材料としての人間=人材を作ろうとしている。
こんなことができないと社会へ出たときに困るぞ。
あんなことがやれないと会社に務められないぞ。
今の歪んだ日本社会を所与の前提にしてしまい、教師たちはその社会を変えるなんてことはこれっぽっちも思わず、子どもたちを歪んだ社会に適応できる大人に早く育てようとしているから、子どもたちはどんどんどんどん歪んでいく。
不登校が小学1年生から中学3年生まで見事に右肩上がりなのは、そのいい例だ。
無論、そうした教育制度、教師のやり方が罷り通っているのは、それを支持する多くの親がいるからでもある。
かつて日本テレビ「ミヤネ屋」が取材に来てくれたときに、インタビューにこう答えている。
『ここで見せる子どもたちの姿がそのまんまに日本を創っていったら、きっと、すごいいい国になるんだろうなって思います。』
私たちは、人々が生き生きと暮らせる社会を創ることにもっと力を注ぐべきなのだ。
というようなことを、本書を読みながらあれこれ改めて考えさせられました。
子どもたちの育ちに関わっている職業人はもちろんのこと、すべての日本人に読んでほしい『警鐘本』です。
本書について詳しくはこちらで⇒『イマジネーションの生態学~子ども時代の自然との詩的交感』
# by yumemachinet | 2012-05-16 08:24 | 知人からの情報


知人からメールでご案内をいただきました。
いろいろと活動支援をいただいている静岡県ボランティア協会の鳥羽事務局長さんから届いた情報です。
シエン太さんからいただいた情報です。



ゆめ・まち・ねっとの自称!?名誉会長で
以前、シンポジウムでご一緒した袋井市役所のIさんからの情報です。
(第2部)テーマ:地域特性を活かした住民主体のまちづくり (14:40~16:00)
モザイカルチャーじゃ何だかわからないいて言うので、
今週末の19日から浜松フラワーパークを舞台に
富士地域での映画・ドラマの撮影に協力するNPO法人フィルムコミッション富士からの情報です。
たっちゃんが県庁職員時代に携わった全国障害者スポーツ大会の仕事で知り合った袋井市の「喜楽会」の斉藤さんから届いた情報です。
県庁の少子化対策担当としてお付き合いのあったMさんからの情報です。
